DENKIMAN

エネルギー業界の気になるニュースをPICK UP

大学では電気電子工学を学び、卒業後は鉄道会社に電気専門職として6年勤め、その後太陽光発電事業者に転職しましたが、今までに得た知見をまとめる為に本サイトを立ち上げました。しがない知見ではありますが、微小でも本サイトが業界の共有財産となればと思っています。

太陽光マネジメント
・予備品、備品管理
・必要十分なO&M業務の内容について考える
・リパワリング、リバンピング
・予備品の保管について
サイト・セキュリティ
・かけるべき保険
・インバータの保証について
・発電所監視カメラ
・セキュリティシステム
関係法令
・モジュールの接地について
・太陽光発電の絶縁について
・サイバーセイキュリティ対策
・主任技術者の専任について
テクニカル
・PRの計算方法おさらい
・モジュールの技術的な話
・インバータの技術的な話
・架台について
・モニタリングシステムについて
・ストリング監視は必要か
・通信異常発生時のトラブルシュート
電験二種取得計画
※非リンクは今後更新予定です。

太陽光パネルのリサイクル(JFEエンジ)

太陽光パネル、JFEエンジがリサイクルへ 年40万枚 :日本経済新聞

太陽光パネルのリサイクルに関する話題です。

記事の概要

JFEエンジニアリングが、2021年から太陽光パネルのリサイクル事業を始めるとのことです。パネルを分解し、ガラスや太陽電池本体など分別した上で、それぞれリサイクルしやすい大きさに加工したのち売却する計画だそうです。

 

なぜ取り上げたか

太陽光発電が爆発的に普及するきっかけとなったFIT制度が始まったのが2012年。

この制度は電力会社との需給契約(PPA)から20年間、一定額で買い取ることを定めたものです。現在太陽光発電を営む発電事業者は、FIT制度が始まってから20年目となる2032年に、継続するか廃業するかの選択を迫られます。このタイミングで、廃棄される太陽光パネルが一気に増えると考えられます。

再生可能エネルギーは、CO2排出量を減らし持続可能な社会を作るために欠かせないものです。しかし、再生可能エネルギーのために大量の廃棄物を排出しては本末転倒もいいところです。

あまり注目されないかもしれませんが、太陽光パネルのどのように効率的にリサイクルできるか考え、その技術や仕組みを確立することも、太陽光発電の普及と同じく大切なことです。

パネルリサイクルの技術は、確立していないまでも、それに挑戦する人がいるということを忘れないために、この記事を取り上げさせていただきました。

参考

再生可能エネルギーの歴史と未来|再生可能エネルギー・新エネルギー|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁

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