DENKIMAN

エネルギー業界の気になるニュースをPICK UP

大学では電気電子工学を学び、卒業後は鉄道会社に電気専門職として6年勤め、その後太陽光発電事業者に転職しましたが、今までに得た知見をまとめる為に本サイトを立ち上げました。しがない知見ではありますが、微小でも本サイトが業界の共有財産となればと思っています。

太陽光マネジメント
・予備品、備品管理
・必要十分なO&M業務の内容について考える
・リパワリング、リバンピング
・予備品の保管について
サイト・セキュリティ
・かけるべき保険
・インバータの保証について
・発電所監視カメラ
・セキュリティシステム
関係法令
・モジュールの接地について
・太陽光発電の絶縁について
・サイバーセイキュリティ対策
・主任技術者の専任について
テクニカル
・PRの計算方法おさらい
・モジュールの技術的な話
・インバータの技術的な話
・架台について
・モニタリングシステムについて
・ストリング監視は必要か
・通信異常発生時のトラブルシュート
電験二種取得計画
※非リンクは今後更新予定です。

7月の発電電力量(日産LEAFだいたい1回満充電分の電力量)

筆者は2018年11月から、不動産投資信託(J-REIT)を通して太陽光パネル発電設備に投資しています。投資している太陽光パネルが2019年7月に発電した電力量は49.8kWhでした。筆者が1DK築30年のアパートに一人暮らししていた頃は、真夏で150kWhくらい消費していたので、同じような(?)単身世帯が1ヶ月に使う電気の33%を賄えたということができます。不動産投資信託による自然エネルギー発電の出資のメリットは、小さいリスクで自然エネルギーの普及に貢献できることです。自然エネルギーに興味がある方は、ぜひ不動産投資信託による出資も検討してみてください。

 

投資口1口当たりの発電電力量

筆者は、日本再生可能エネルギーインフラ投資法人という投資法人(ファンド)に出資しています。

投資主持分の発電電力量

同ファンドが持つ太陽光発電設備が2019年7月に発電した電力量は761万kWhでした。ファンドのバランスシートでは、投資主持分比は39.8%であることから、この発電電力量のうち39.8%が、投資主持分の太陽光パネルが発電した電力量であるということができます。

$$7,618,082\rm kWh\times0.398=3,031,996\rm kWh$$

投資口1口当たりの発電電力量

発行済みの投資口は121,666口であるので、投資口1口あたりの発電電力量は、

$$3,031,996\rm kWh\times\frac{1}{121,666}=24.9\rm kWh/口$$

となります。つまり、このファンドに1口出資することで建設された太陽光パネルは、先月に25kWhの電気を発電したと考えられるのです。

ちなみに、25kWhという電力量のイメージがつきにくい方は、日産リーフという電気自動車を頭の中に思い浮かべてください。これは電気自動車なので当然バッテリーを積んでいますが、このバッテリーの容量が40〜62kWhです。2口出資することで、毎月1回電気自動車を満充電にすることができるだけの電気を発電することができるのです。

筆者持分の発電電力量

筆者は投資口を2口保有していますので、筆者持分の太陽光パネルは2019年7月に49.8kWhの電気を発電したということができます。

消費電力量に対する再エネ比率

筆者宅が7月に消費した電力量は199kWhでしたので、消費電力量に対する再エネ比は25.0%だったということができます。消費した電気の4分の1は、クリーンエネルギーだったと言えます。

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【図1】我が家の消費電力量に対する自給自足率

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【図2】エネルギー自給率統計

 

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