DENKIMAN

エネルギー業界の気になるニュースをPICK UP

大学では電気電子工学を学び、卒業後は鉄道会社に電気専門職として6年勤め、その後太陽光発電事業者に転職しましたが、今までに得た知見をまとめる為に本サイトを立ち上げました。しがない知見ではありますが、微小でも本サイトが業界の共有財産となればと思っています。

太陽光マネジメント
・予備品、備品管理
・必要十分なO&M業務の内容について考える
・リパワリング、リバンピング
・予備品の保管について
サイト・セキュリティ
・かけるべき保険
・インバータの保証について
・発電所監視カメラ
・セキュリティシステム
関係法令
・モジュールの接地について
・太陽光発電の絶縁について
・サイバーセイキュリティ対策
・主任技術者の専任について
テクニカル
・PRの計算方法おさらい
・モジュールの技術的な話
・インバータの技術的な話
・架台について
・モニタリングシステムについて
・ストリング監視は必要か
・通信異常発生時のトラブルシュート
電験二種取得計画
※非リンクは今後更新予定です。

鉄道マンが教える、電車内のベストな座席(在来線)

電車の座席には、実は最も揺れが少なく騒音も小さい(筆者調べ)、実に快適な座席が存在します。

特別に教えちゃいます。 

騒音が小さい車両

電車に乗っていると、意外と騒音、すなわちモーターの音が気になりませんか。

特に西武2000系とか東武9000系とか、いわゆる直流電動機を採用している車両は、モーターの構造的に大きな音が出やすいです。

しかしなんと、このモーター音がほとんど気にならないほど、走行音の静かな車両が存在します。

 

それは、モーターを搭載していない車両です(身も蓋もない)

 

そもそも電車とは、車体を動かすためのモーターを、各車両に分散したものをいいます。貨物列車のような、電気で動く車両を用いて貨車を牽引する方式は、電車ではなく機関車と言います。(最近は貨車にモーターを分散配置した、電車タイプの貨物列車も存在します)

電車はモーターを分散配置してはいますが、全ての車両がモーターが搭載されているモーター車というわけではなく、モーターが搭載されていない車両も存在します。ここがポイント。

モーター車ではない車両を選ぶことで、騒音の少ない移動時間を手に入れることができます。

モーター車でない車両が、電車1編成のどこに当てられるかは、鉄道会社の思想によって異なるため一概には言えませんが、基本的に運転台がある(つまり先頭と最後尾)の車両はモーター車でない場合が一般的なようです(筆者調べ)。

つまり、先頭か最後尾の車両に乗れば、静かな環境をゲットできることになります。

揺れが最も少ない箇所

次に電車の揺れについてですが、レールの継ぎ目で発生するガタンゴトン音は、どの車両のどの位置に座っても平等に聞こえる音のため、防ぎようがありません。

それ以外の、例えばレールが直線である箇所で発生する揺れについて、揺れる場所と揺れない場所があるのかですが、車内を観察していて気づいたことがあります。

それは、レール継ぎ目のない箇所で発生する横揺れは、車両の中心を軸に揺れているらしいということです

つまり言い換えれば、車両の中心は回転軸なので、揺れが最小っぽいということです。

観察していて気づいたことなので、どういう理屈で回転中心が車両中心になっているのかはわかりませんが、実際に車両の中心に近い席に座ってみると、揺れが少ないと実感できます。

冷暖房が最もよく効いている場所

ついでに言うと、関東の首都圏を走る電車は4ドア車が多く、車両中心付近はちょうどドアとドアの間になるので、夏の暑い時期は暑い外気の影響を最も受けにくく、冬の寒い外気の影響も、最も受けにくい場所です。

座るべき座席は、先頭か最後尾の車両の、中心付近の座席だ!

先頭か最後尾の車両はの、中心付近の座席を選べば、騒音が最も少なくしかも揺れも最も少なく、さらに空調も一番効いている、いわば最強の席です(個人的に)。

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