DENKIMAN

エネルギー業界の気になるニュースをPICK UP

大学では電気電子工学を学び、卒業後は鉄道会社に電気専門職として6年勤め、その後太陽光発電事業者に転職しましたが、今までに得た知見をまとめる為に本サイトを立ち上げました。しがない知見ではありますが、微小でも本サイトが業界の共有財産となればと思っています。

太陽光マネジメント
・予備品、備品管理
・必要十分なO&M業務の内容について考える
・リパワリング、リバンピング
・予備品の保管について
サイト・セキュリティ
・かけるべき保険
・インバータの保証について
・発電所監視カメラ
・セキュリティシステム
関係法令
・モジュールの接地について
・太陽光発電の絶縁について
・サイバーセイキュリティ対策
・主任技術者の専任について
テクニカル
・PRの計算方法おさらい
・モジュールの技術的な話
・インバータの技術的な話
・架台について
・モニタリングシステムについて
・ストリング監視は必要か
・通信異常発生時のトラブルシュート
電験二種取得計画
※非リンクは今後更新予定です。

バイオマス発電が来ているそうです

バイオマスによる発電容量が、5年で風力と同規模になる

日本製紙、最大級の木質バイオマス発電所 :日本経済新聞

バイオマス発電とは、木や家畜の糞尿など、生物資源を用いて発電する再エネの一種です。

木を加工した際に生ずる切り屑を加工して作られたチップを燃やすことで発電する木質バイオマス発電もバイオマス発電の一種で、発電時に発生する二酸化炭素の全量は、木が成長する段階で光合成により吸収されているため、二酸化炭素の総排出量はゼロであると考えられています。

この木質バイオマス発電による発電容量が、今後5年で2倍になるというニュースです。

再エネというと、太陽光発電や風力発電をイメージしがちですが、バイオマス発電も重要な再エネの一種であるのでピックアップさせていただきました。

ロボット用無線給電の開発

パナソニック 搬送ロボ向け無線給電、倉庫の効率化に :日本経済新聞

倉庫などで使用される搬送ロボット向けの無線給電について、パナソニックが給電容量1kWの装置を開発したそうです。

1kWの給電ということは、1秒で1kWsの電力を供給できることを意味します。1kWs=1/3600kWh=0.27Whですので、搬送ロボットの定格が300Wなら、1秒の充電で約3秒動かすだけの電力を供給できることになります。

iPhone8から実装されている無線給電(Qi:チー)は、現在出回っている製品で15Wの容量ですので、パナソニックが開発した給電装置は、Qi規格の66倍の給電容量を実現したことになります。

この記事をピックアップした理由は、僕は電車に電気を供給する電車線を無くすべきだと考えているからです。電力供給をワイヤレスでできるようになれば、電車線が減るようなことがないのでメンテナンスコストが限りなくゼロになるし、高所から墜落する危険がなくなります。

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