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余剰電力の活用は鉄道会社の責務だと思います

 

最近秋晴れが続いていたので、昨日からの冷たい雨は沁みますね。

 

小春びよりの気持ちの良い天気が続くと、ある問題が起こります。太陽光発電の出力制御です。

出力制御とは、電気が余っている状態のときに、太陽光発電を電力系統から切り離す操作のことです。

火力発電や水力発電などは、出力を自由に制御できますが、太陽光発電は日が照れば無条件に発電してしまうので、電力余剰の際は系統から切り離すという、少々乱暴なことをします。

 

出力制御は、発電した電気が使われずに終わるので、せっかくのクリーンエネルギーを無駄にしている点で問題と言えます。

せっかく環境負荷の少ない太陽光発電のような発電方法が普及してきたとしても、これでは意味がありません。

 

そこで、鉄道会社の出番だと思うのです。

まず、鉄道会社は余剰電力を充電できる設備を導入します。充電設備にはリチウムイオン電池や電気二重層キャパシタ、フライホイールなどがありますが、具体的にはメンテナンスコストの安い超電導フライホイールがいいと思います。経年による電気的劣化がないからです。

電力料金のダイナミックプライシングが定着すれば、余剰電力が発生している間は需要と供給の関係で電力料金単価は下がるはずなので、安いコストで電力を調達した上で自前の充電設備に充電させておいて、ラッシュの時間帯に使えばいいのです。

鉄道会社は大量の電気を使ってサービスを生み出しています。出力制御問題の解決や再エネの普及を後押しすることは、大量の電力を消費している企業としての責任だと思います。

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