DENKIMAN

エネルギー業界の気になるニュースをPICK UP

大学では電気電子工学を学び、卒業後は鉄道会社に電気専門職として6年勤め、その後太陽光発電事業者に転職しましたが、今までに得た知見をまとめる為に本サイトを立ち上げました。しがない知見ではありますが、微小でも本サイトが業界の共有財産となればと思っています。

太陽光マネジメント
・予備品、備品管理
・必要十分なO&M業務の内容について考える
・リパワリング、リバンピング
・予備品の保管について
サイト・セキュリティ
・かけるべき保険
・インバータの保証について
・発電所監視カメラ
・セキュリティシステム
関係法令
・モジュールの接地について
・太陽光発電の絶縁について
・サイバーセイキュリティ対策
・主任技術者の専任について
テクニカル
・PRの計算方法おさらい
・モジュールの技術的な話
・インバータの技術的な話
・架台について
・モニタリングシステムについて
・ストリング監視は必要か
・通信異常発生時のトラブルシュート
電験二種取得計画
※非リンクは今後更新予定です。

勉強する理由

なぜこんな記事を書こうと思ったのか。仕事に対するモチベーションが下がっているからだ。なぜモチベーションが下がっているのか。仕事が忙しく余裕がないことを言い訳に、自分がやりたかった生き方や、働き方を忘れていたからだ。

自らの生き方について方針がぶれぬよう、忘れぬよう、このメモを残しておきたいと思う。モチベーションが下がっているときは、行き方や働き方の方針を忘れていることが原因だと思うので、そういう時こそ原点に立ち返りたい。

どういう風に仕事をしたかったか

私は、日本の社会をより豊かにするために、次に示す2つの方法で仕事をしたいという欲求がある。

専門分野で日本を変えたい

1つめは、自らの得意分野と言える科学技術、とりわけ電気電子の分野において、高度な専門知識を活用して日本の社会をより豊かにしたいという欲求である。

現在の日本が抱える大きな問題点の1つは、エネルギー構成がいびつであるという点である。東日本大震災以降、それまで主力電源になるだろうと考えられていた原子力は、福島第一原始力発電所の臨界事故をきっかけにその弱点に誰しもが気づく結果となり、主力エネルギーに原子力を含めることはもはや最良とは言えなくなった。現在の日本のエネルギー構成比は化石燃料が大きな比率を占めているが、日本の化石燃料自給率は極めて低く、輸入に頼らざるを得ない。これでは、エネルギーセキュリティ的に問題がある。

ここで注目されているのが、自然エネルギーと水素エネルギーの活用である。

自然エネルギーは、建設を除けば基本的に二酸化炭素を発生させることはなく、極めてクリーンな発電方法であり、しかもエネルギー源が無尽蔵であることから、化石燃料資源の乏しい日本では願ったり叶ったりの発電方法である。

しかし、発電電力が安定しないことが一番の問題である。このため、自然エネルギーを用いて発電した電力が余剰となった場合の蓄電設備の新設が急務だが、これに有効なのが、リチウムイオン電池などの二次電池に充電させたり、電力⇄水素変換設備を新設することである。

電力を大量に消費している鉄道会社は、社会的責任としてこの電力貯蔵装置を積極的に導入し、日本全体の電力需給バランスを調整する役割を買って出るべきだと思っているが、電気専門職技術職として、これを提案するのはナンセンスだと思っている。これは、総合職の役割である。

水素と電力の変換装置は、電力を持ち運び可能な燃料である水素に変換できることが利点だが、余剰電力を水素に変換し、これを再び電力に戻すプロセスで損失を生じやすい。要するに、効率が悪い。

余剰電力で作った水素を有効に活用するのであれば、一番いいのは水素をそのまま使うことだ。現在、水素を燃料とする燃料電池車はほとんど普及していない。燃料電池車が普及すれば、水素の需要は確実に増加し、水素プラントは爆発的に増える。再生エネルギー発電による余剰電力は、需要と供給の観点からコストは安くなると考えられ、これを水素作成に用いることで、水素作成のコストも低くなると予想される。

これから日本が、エネルギー問題を解決するためにすべきことは、①再生エネルギーを用いた発電設備を増やすこと、②余剰電力を水素に変換するプラントを新規に建設すること、③水素を燃料とする燃料電池車やエネファーム等の燃料電池を広く普及させること、である。

私は、この流れに積極的に関わることで、今の日本が抱えるエネルギーセキュリティ問題を解決していきたいが、今の自分には、高度と言える専門知識がない。これを得るためには、電験一種、技術士、エネルギー管理士の資格取得が必須で、私自身の短期的目標はこれらの取得にあると言える。

グローバルに仕事がしたい

2つめは、日本のエネルギーセキュリティ問題を解決するという目標を達成するために、国籍や、性別や、考え方といった垣根を超えた、真の意味でグローバルに仕事をしたいという欲求である。外国人観光客は毎年増え続け、外国人労働者は少子高齢化が進む日本社会を支える重要な労働力であり、必要不可欠である。もはや、日本は日本人による国ではない。これは、どの国においても同様である。

であるのならば、日本という国を、世界中のすべて全ての人にとって豊かだと言える国にしなければならない。そのような価値観を、日本人だけで考えて見つけることができるか。答えはもちろんNoである。私たちは本当に多種多様な人々と、この命題について語りつくし、この実現のために動かなければならない。

鉄道会社は、グローバルではない。少なくとも、現在の社員構成比ではグローバルとは言えない。現在就いている職について、グローバルに働きたいという欲求を根本的に満たしていないので、不満が解消することがなかったのだと考えている。

グローバルに仕事をするためには、語学力は必須である。将来、完全な自動翻訳機が生まれるかもしれないが、それは将来の話であって、今はそうではない。だから、語学力の習得は絶対に必要なのである。

調べたところ、やはり実務に直結する語学試験の類は、TOEICのようである。自分が伝えたいことを直感的に英語で表現できるようにならなければ、グローバルかつインタナショナルに仕事をするスタートラインにも立てない。だから私は、英語を勉強しなければならない。

取得を目指している資格

以上記述した2つの理由により、これから勉強し取得すべき資格は複数ある。以下に記す。

①第二種電気主任技術者

②第一種電気主任技術者

③技術士

➃エネルギー管理士

➄TOEICスコア800点

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