DENKIMAN

エネルギー業界の気になるニュースをPICK UP

大学では電気電子工学を学び、卒業後は鉄道会社に電気専門職として6年勤め、その後太陽光発電事業者に転職しましたが、今までに得た知見をまとめる為に本サイトを立ち上げました。しがない知見ではありますが、微小でも本サイトが業界の共有財産となればと思っています。

太陽光マネジメント
・予備品、備品管理
・必要十分なO&M業務の内容について考える
・リパワリング、リバンピング
・予備品の保管について
サイト・セキュリティ
・かけるべき保険
・インバータの保証について
・発電所監視カメラ
・セキュリティシステム
関係法令
・モジュールの接地について
・太陽光発電の絶縁について
・サイバーセイキュリティ対策
・主任技術者の専任について
テクニカル
・PRの計算方法おさらい
・モジュールの技術的な話
・インバータの技術的な話
・架台について
・モニタリングシステムについて
・ストリング監視は必要か
・通信異常発生時のトラブルシュート
電験二種取得計画
※非リンクは今後更新予定です。

余剰電力は水素生成にうってつけ

電力の需給バランスを保ち、停電事故を防止するために再エネの出力抑制が実施されたり、新たに実施を検討する向きがあります。出力抑制が実施されると、余剰電力を有効に活用することができません。余剰電力を有効に活用するためには、水素生成に余剰電力を活用することが有効だと思います。

 

出力抑制の流れがひろがりつつある

5月17日付日経新聞電子版に、再エネの出力抑制を要請する検討を始めているという記事がありました。

再生エネの出力抑制 東電が千葉で要請検討 :日本経済新聞

発電した電力より消費する電力の方が少ない場合、余ってしまう電気のことを余剰電力といい、余剰電力が大きくなると停電の原因になります。これを防ぐために、太陽光発電などの発電源を系統から切り離すことを出力抑制といい、これにより停電事故を防ぐことができます。

出力抑制は余剰電力を有効活用できない

出力抑制によって停電事故を防止することはできますが、余剰電力を有効に活用することはできません。そこで、余剰電力を使って水から水素を生成すれば、余剰電力を有効に活用することができます。

余剰電力を使って水素を供給するインフラの重要性

水素はガソリンのように持ち運びが可能なエネルギー源であり、電気と違い貯蔵することも可能です。水素を燃料として走る燃料電池車(FCV)や、水素を用いて発電と急騰を行うエネファームのようなコジェネレーションシステムがもっと普及したとき、水素の重要度が今よりずっと高いことは自明の理であり、余剰電力で水素を生成するインフラも作っていく必要があるのではないでしょうか。

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