瞬く間に2月が過ぎてゆき、今日から3月です。電験2種の一次試験まで6ヶ月を切りました。受験予定の方はいかがお過ごしですか。僕の周りには、電験2種を受ける人がおらず、情報交換ができず孤独な思いです。コメント気軽にください。
さて、3月の学習計画を載せます(図1)。先月の学習実績も合わせて貼ります(図2)。先月は思い通りに学習が進められませんでした。後半から遅れが目立つようになりました。年度末を控え、鉄道の現場では工事が輻輳していますが、徹夜勤務明けにバリバリ勉強する計画が仇となったようです。この反省を活かし、今月は徹夜明けを考慮して計画を組んでいます。
理論科目は電気回路学中心の学習です
理論科目については、今取り組んでいる電磁気学(もうヘトヘト)があと少しで終わり、3月は電気回路学を中心に取り組む予定です。電気回路の中でも、とりわけフェーザ表示などは電動機を考える上で非常に重要な概念ですので、丁寧に勉強すると共に、大学で教わった有益な知識、考え方のコツはできるだけ発信していきます。
電力科目は原子力発電中心、新エネルギー発電も少しやります
電力科目については、原子力発電に関する勉強が中心の月になりそうです。福島第一原発の事故をふまえ、安全と言われた原発がなぜ事故を起こしてしまったのか、技術者倫理の視点も忘れずに、勉強を進めていきたいと思います。
機械科目は同期電動機をおさえ、変圧器も少しやります
今月は同期電動機オンパレードと言ってもいいくらい、同期電動機どっぷりの月になりそうです。電動機の中では古株の部類ではなく、近年の科学技術の発展により磁性材料の特性が向上した結果普及してきた、割と新しい電動機がこの同期電動機です。僕は、この同期電動機に磁気的なギアを組み込んだ、バーニアモータと呼ばれる電動機の設計に関する研究をしていました。学習が楽しみです。
法規科目は電気工事の施工基準を学習します
法規科目は、架空電線路の支持物の施工に関する法令を中心に学習を進める予定です。電車の電気屋としても、押さえておくべき内容ですので、気を引き締めて学習に取りかかりたいと思います。