会社に入ってから始めたスノボがことの外ハマったものの、昨シーズンは遂に一度もゲレンデに行くことがなかった。今年は絶対行こうと思っていて、今日、遂にゲレンデに行けることになったのでちょっと書こうと思います。移動手段はマイカーがないので新幹線をチョイス(初めてレジャーで新幹線を使う)。目的地は新潟県南魚沼郡湯沢町にあるかぐらスキー場!
計画
電気マン山田はマイカーを持っていません。いつも車を出してくれる僕の大切な友人は、今日は仕事のため来れず。このため、かぐらスキー場までいくためには、カーシェアリングかレンタカーを駆使して車を調達するか、新幹線を使うか、高速バスを使うかのどれかを選択しなければいけませんでした。ということで、早く現地に行けて、かつなるべくお金がかからない移動方法を選択することに決定。ちなみに電気マン山田は埼玉県に住んでいます。以下予算編。
カーシェアリング作戦(26,638円)
電気マン山田はマイカーを持っていないので、カーシェアリングを利用していす。ガス代、保険代、税金…いろいろ深く考えることなく、毎月1,000円で全国16,000台の車が使えるようになります。これ、考え方によっては、僕の車と駐車場が、全国に16,000台あると考えることができませんか!?(できないか)
シェアリング時間5:00〜19:00の14時間、高速区間は関越道大泉JCT→湯沢ICとして算出しました。結果は26,638円。うーん、高い。
- カーシェアリング 14,258円
→12時間パック(6,690円)+2時間延長(1,648円)+距離料金(往復370km, 5,920円)
- ガソリン代 3,700円
→往復370km、燃費15km/L、単価@150円として計算
- 高速代(これが高い)往復8,680円
→大泉JCTから湯沢ICまで、平日のETC料金で算出。
レンタカー作戦(18,340円)
ニコニコレンタカーという破格のレンタカー屋があり、12時間以上の長時間に渡って車を手配したいときはよく利用しています。12時間2,525円でレンタルできるからニコニコレンタカー。安直だが、こういうの好きだぜ。中古車を機材にしているため、ここまで安くなるのだとか。
- レンタル料金(24時間) 3,800円
- スタッドレスオプション 2160円
- ガソリン代 3,700円
→往復370km、燃費15km/L、単価@150円として計算
- 高速代 往復8,680円
→大泉JCTから湯沢ICまで、平日のETC料金で算出。
新幹線作戦(12,100円)
ネットをサーフィン(死語?)していると、いいパックがあるじゃないですかJRさん。かぐらスキー場のリフト券が付いて、東京→越後湯沢新幹線往復切符、座席指定で12,100円!!これしかないでしょ。いついくの?いまでしょ。
- 新幹線 往復、座席指定 12,100
→しかもかぐらスキー場のリフト券付き。
レポート
2018.12.10 4:55 自宅を出発
4:55 家を出発。2日前から日本列島に到来している強い寒波のため、外の空気はキーンと冷えています。始発の一本後の電車で向かいますが、今日は平日の月曜とあって、電車内はガラガラです。
2018.12.10 6:03 大宮駅到着
計画より少し早めに大宮駅に到着。キヨスクで朝ごはんを買って新幹線改札内の待合室へ。初電を待つお客さんで室内はほぼ満室で、空いている席を探すのに一苦労。
2018.12.10 6:34 新幹線とき号に乗車
外が薄明るくなってきました。ホームはスーツ姿のビジネスマンの姿が目立ち、結構混雑している。すいません、僕今日お休みなんです、すいません。駅構内でスキー板を持った人を1人発見しましたが、あの人もかぐらに行くのかな。新幹線のホームを少し探索。
仕事柄、マニアックな話を少し。電車線はヘビーコンパウンド式で、最近張り替えたのかトロリ線がキラキラ光っていた。新幹線のき電は交流25,000Vの特別高圧のため、普段目にする直流1,500Vの電車線と比べると碍子(がいし)の数がえらい多く、迫力がある。
駅構内の照明は流行りのLED照明であった。よく見るオーソドックなタイプ。お腹が空いてきたので日本人のソールフード、ONIGIRI(シーチキン)と、電気マン山田の大好物、レーズンサンドを食べた。幸せ。
2018.12.10 7:24 越後湯沢駅到着!
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」を体験!!ゆっくりしたいところですが、バスの発車時刻が11分後に迫っているので早々にバス停に向かいます。
改札を出て右、東口出口前にバス停があります。
(随時更新中。あと10分でみつまた駐車場に到着の予定です。)
2018.12.10 8:59 ゲレンデ到着
雪質パウダー!風も弱く、とても寒いですが最高のコンディションです!
2018.12.10 10:37 晴れてきた
見てくださいこの天気!昨日までの寒波で圧雪が間に合わないほど一気につもり、しかもパウダー、今日は今日とてこの天気で人も少なく、…ついてる!寒くてiPhoneのバッテリがへたり気味ですが。
2018.12.10 11:32 レストラン♪
みつまたロープウェーの山頂駅降りてすぐのところにあるカフェ&レストランスノーマンでお昼。ツナサンドと生ビール(モルツ)をチョイス。ここのレストランはクレジットカードが使えます!知っておくと、小銭を持ち歩かなくていいので便利!(QUICPayが使えるともっといいな)。先日こけて脛を怪我したのですが、その部分とブーツがちょうど当たって絶妙に痛い…
2018.12.10 12:53 早めに切り上げ越後湯沢駅に向かう!
暖かいくらい良い天気で、雪が溶け始めたのと同時に、客足が増えてきたので、朝の痛さも相まって早めに切り上げ、越後湯沢駅の探索をすることにしました。なんと越後湯沢駅には、駅中にぽんしゅ館なる日本酒のテーマパーク(!?)があり、飲み比べができるほか、日本酒風呂なるお風呂まであるらしいのです!お酒を飲めるのも、新幹線ならではでしょう?ということで、みつまた駐車場前の停留所を12:59に出発するバスで越後湯沢駅に向かいます。
ちなみに、越後湯沢駅とかぐらスキー場を直通でつなぐ急行バスと、各駅停車の路線バスでは、バスの乗り場が違うので注意が必要です。チケット売り場から路線バスのバス停までの道順を下に示しておきます。
バスの整理券久しぶりにとりました。番号が漢数字なのが粋です。かぐら三俣スキー前から越後湯沢までの値段は、急行バスと同じく380円、スノボの板など大きな荷物を持っている人はそれにプラス100円です。
(随時更新中。今越後湯沢駅に向かっています。)
2018.12.10 越後湯沢駅で酒風呂と麹ソフトクリームを堪能
着きました越後湯沢駅!異国情緒漂う、素敵な駅舎です。東口は在来線用の駅舎で、中に入りすこし歩くと、西口の新幹線用駅舎、新しい駅舎になります。ぽんしゅ館や酒風呂があるのはこの新幹線用の新駅舎の中に入っています。
お土産コーナー発見!この大きいブースの奥に、お目当てのぽんしゅ館があります。
お土産を見ながら歩くのも楽しい。
着きました!本当に酔っ払い人形があるのか…
さらに奥に進むと、酒風呂のある「湯の沢」に着きます。平日の月曜とあってガラガラ!貸切風呂で口笛を吹きながら酒風呂を堪能しました。
風呂上がりといえばソフトクリーム!ここでは麹ソフトクリームという珍しいソフトクリームが売っています。ソフトクリームに麹を混ぜるとこんなにフルーティになるのか!!火照った体を冷ましたら、いよいよ日本酒の飲み比べコーナーに突入したいと思います。
(随時更新中。日本酒の利き酒コーナーにルンルンで向かっています。)
2018.12.10 15:02 利き酒コーナーは超楽しい
壁一面にずらーっと並んだおちょこお酌システム(勝手に命名)は、見るだけでテンションが上がります!これは500円払っちゃうよねー。システムは、500円払うとコイン5枚とおちょこが渡され、このコインを機会に投入してボタンを押すことで自動でお酌してくれるシステムです。ちなみに、かわいいおちょこは退出するときに返さねばなりません。残念!
壁一面にずらーっとならぶ、各銘柄の自動お酌システム。テンション上がりません?
500円払って交換するこのコインを自動お酌システムの機会に投入することで、お酌を受けることができる。今回いただいたのはこの3つ。
上善水の如し/白滝酒造
北雪YK35/北雪酒造
越後の甘口/越後酒造場
2018.12.10 15:05 話題の爆弾おにぎりも食べてみる
ぽんしゅ館の中にある雪ん洞(ゆきんと)というお店では、爆弾にぎりという超でかいおにぎりを食べることができます。巷で噂になっていたので食べてみました。
おにぎり一個作るのに1合のコシヒカリを使っているという、なんとも贅沢なおにぎり!具もたくさんあるメニューの中から選べますが、僕はすじこをチョイス。コシヒカリめっちゃもちもちしてますやん。おにぎりめっちゃうまいんですけどね、いっしょにつけてくれるお漬物が、また超美味いんです。胃袋が爆弾になりつつある。
2018.12.10 15:48 お土産に鉄板の笹団子を買って、新幹線に乗る
お土産すごくたくさんありましたが、結局迷ったあげく、鉄板の笹団子にしました。湯沢といえばこれだよねー。
仕事柄、マニアックな話をすこし。越後湯沢駅の新幹線の電車線はご覧の通りシンプルカテナリ式でした。これ、たぶん、ただのシンプルカテナリではなく、トロリ線の芯材に鋼(スチール)を用い、その周りを銅で覆った鋼覆銅カテナリ(CSカテナリ)です。設備がシンプルなので建設費を抑えることができ、時速300kmの高速度にも対応する、新しい架線方式です。
新幹線の自由席車内はまだ若干の空席がありました。平日の15時台の新幹線で帰るのなら、自由席の切符にするのもありです。冒頭で紹介した、今回の日帰りスノボ新幹線ツアーで使ったパックは、自由席を指定すると値引きされる仕組みになっています。うまく使うのも手です。(ただし始発の新幹線は結構混んでるので、指定席がおすすめです。ゆっくり寝れますし。)
以上、新幹線を使う、かぐらスキー場スノボ日帰り旅行のご紹介でした。